災害時、どういう行動をするか家族で話し合えていますか?
「子供がもしもの時は小さくて心配」
「密集を避けたい」
「備えるものが多すぎて避難所に行けなさそう」
こんな理由から、できる限り在宅避難を考えている人も少なくないでしょう。
災害が起きた時、数日間は自宅で過ごせるように、日頃から準備をしておくことが重要です。
整理整頓
災害は、いつ・どこで、季節を問わず起きる可能性があります。
いざ避難をするぞ!となったとき、必要なものを探して準備をする余裕はありません。
なにより、持ち物が避難をする際の妨げにならないように、日頃から整理をしておくとよいでしょう。
物を分ける
物が散乱せず、まず片付けがしやすい量まで減らすことが重要です。
子供の服やおもちゃは、気が付けば増えていることがほとんどです。
まずは「今、使っているもの」と「今、使っていないもの」に分けてみましょう。
そうすると、必要不必要が明確になり、整理整頓への第一歩となります。
また、災害時の避難の妨げにならないよう、床にはなるべく物を置かないようにしましょう。
地震では、物が上から落ちてきて怪我をすることもありますので、重い物は下、軽い物は上へ収納します。
日頃からこうしておくと、日常生活でもつまづくこと減り、お掃除もしやすくなりますよ。
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物の指定席を決める
日々使う必需品や、携帯電話、鍵、防災グッズなどの置き場所を決め、使った後は必ずそこに戻すことを習慣にしましょう。
必要なものがサッと持ち出せることは、緊急時の心のゆとりにも繋がります。
日常生活においても、忙しいパパママの時間の余裕にも関係してくることなので、日頃から心がけるといいですよね。
子供たちにも、
「カバンはここに置いてね」
「脱いだ服はカゴに入れてくれると助かるなぁ」
「使ったあとのおもちゃは元の位置に戻すようにしてね」
なんて伝えて習慣づけをすると、自然とお片付けをしてくれるようになります。
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安全な空間作り
地震が起きた時、物によって怪我をする人、命を落とす人は8割にもなると言われています。
物は、時として凶器にもなり得るので注意が必要です。
理想的な空間とは
安全である空間の理想的なポイントは3つです。
- 飛んでこないこと
- 動かないこと
- 倒れてこないこと
家の高い場所に、あまり使わないものや捨てようと思っているものを置いていませんか?
そういったものを、勿体ないから「とりあえず」置くのはやめましょう。
重い物、固い物をしっかり固定していないと、災害時に飛んできたり落ちてきたりする原因になります。
タンスや食器棚など、高さのある家具などは倒れないように固定器具などを使用して固定しましょう。
備蓄は日頃から
電気、ガス、水道などのライフラインが止まった時のため、物の備蓄は必要不可欠です。
食料品だけでなく、日用品も最低1週間は過ごせるように備蓄しておきましょう。
ローリングストック法の活用
日常で使っている飲料や保存食品など、在庫数を決めて備蓄することが重要です。
賞味期限を切らさないように、定期的に古い物から消費し、消費した分を補充するサイクルを確立しましょう。
簡単な3つの手順
1.備える
家族の人数×3食×1日分をケースや箱に入れ、それを7日分用意する。
2.食べる
賞味期限をチェックしながら、期限の近い物は消費する。
3.買い足す
消費した分を買い足す。
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まとめ
大切な命を守るため、なにより重要なことは、対策や決めたことを家族みんなで共有することです。
そんなことできて当然!
そう思うかもしれませんが、意外と思い違いやすれ違いをしていることが多いのです。
災害時でも、いち早く家族の安否を確認できるように、同じ情報を共有しておけるようにしましょう。